2年ほど前から身辺整理(片付けとも言う)や断捨離を進めています。特に理由はないんですが、多分そういう時期でした。
身の回りの断捨離と同時に始めたことがあります。
それは、「一度諦めたことを再開する」ことでした。
再開するのは勇気もいるけれど、いったん始めてしまえばびっくりするほど喜びや癒しをもたらしてくれました。
なぜなら、本当にやりたかったことを長年やらないでいると、それは自分を苦しめる深〜いコンプレックスになっていたからです。
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人生で諦めたことを再開させていく
わたしが2年ほど前からやっていることに「人生で一度諦めたり挫折したことを再開する」というものがあります。
本当にゆっくりですが(1年に1つ再開、など)、着実に進めています。
今日はずっとやりたかったオンライン英会話を始めました。
実は、学生の頃にイギリスに短期留学して語学を学んだり社会人になって英会話スクールに通っていたこともあるのですが‥
当時あまりにも仕事が忙しく、ただ高い月謝を払っているだけになり辞めてしまいました。
でも“本当は英語を習得したかった”という思いが胸の中でくすぶっており、その年数はなんと10年間(笑)
自分が本当にやりたいことや本当はやりたかったのに諦めたことは、次第に根深いコンプレックスとなりわたしを苦しめました。
本当は今でもやりたいと自分でもわかっているのにやれないからです(やっていないだけなんですけどね)。
それが、この歳になって色々と身辺整理や断捨離をしていると、なんだか「10年続ければモノになるでしょう。」とのんびりと長いスパンで考えられるようになりました。
若い頃のような「これを習得して仕事に活かそう!」「結果を出そう!」というような意識はあまりなく、
やりたいことが成果に繋がらなくても良い。
ただ、「やりたい」と思っている自分のためにやりたい。
自分のやりたいことをさせてあげたい。
そう思うと、罪悪感も競争意識もなく、とても心地よく感じられるようになったのです。
「そんなことやって何になるん?何にもならないし金と時間の無駄でしょ。」
とダークな自分がニョキッと顔を出すこともありましたが、「まぁまぁいいじゃないか、そんなこと言わずにやらせてあげなされ。」ともう1人の自分で返答した次第です。
英会話を始めたのは、また海外旅行(あわよくば移住したい)に行ける時期になったらそつなく話せるくらいになりたいというのと、尊敬する人たちは大抵みんな英語が喋れるということ、尊敬する人たちのSNSの投稿(英文)が読めなくて悲しいこと、彼らがなんと言っているのか理解したいこと、そして決め手は最近ハマっているBTSのメンバーが英語ペラペラということで、英語を話せない自分に嫌気がさしてしまったからです。
あとは悔しい!という感情も少しありました。同じ人間なのに、どうして自分は話せないのか!と‥(憤り)。
英語を習得したら、なんだか自分の世界が広がる気がするんですよね。とりあえずは10年、頑張ってみようと思っています(気長に、自分のペースで)。
(↑文章に関係ないけど1歳ごろの娘。髪の毛が薄く、頼りない後ろ姿がとても可愛らしかった。)
本当にやりたいことをやると自分が癒される
自分が本当にやりたいことや本当はやりたかったことを自分にさせてあげると、とても癒されます。
なんだかんだ理由をつけてやらなかったり、誰かのせいにして諦めたり、先延ばしにしたり(結局やらない)‥
やりがちですが、本当はやりたいんです。
そして自分にそれをさせてあげると、本当に心から喜びや安堵を感じます。
そして癒されます。
例えるなら、長年の凝り固まったしこりがほどける感じでしょうか。
私は今30代半ばですが、今までたくさん自分を偽ったり、無理したり我慢したり、人と争ったり‥苦しい時間が長かったこともあって、これからの人生は自分をたくさん甘やかして、自分が欲するものはできるだけ与えてあげたい、自分がやりたいことはさせてあげたい‥と心から思います。
今は、自分に可愛い格好をさせてあげたいと思っていますがなかなかできません(笑)
結婚を機に会社を辞めたのでコンサバ系の服は全て処分したし、出産を機にそういった服は体型も気分も合わなくなり、楽な服を好むようになりました。
コンサバ系はもう好きではないけど、楽な服の中でももっとガーリーで女性らしい服装をしたいと思っています。
本当はずっとそうしたいと心の奥底で思っていたけど、子供の頃から「自分は女らしくない、そんな格好する資格はないし気恥ずかしい」というコンプレックスもあってできなかったのです。
でも、もうそんな自分を縛る思い込みさえ、サヨナラしてしまいたいと思っています。「苦しい思い込み」の断捨離です。
そして自分に優しくし、新しい自分と出会っていきたいと思います。変化はちょっとずつで良いんですよね。
大きな船が少しずつ進路を変えて違う国へ行くように、ゆっくりと舵を切りながら‥